こんにちは、japanken358です。

はたけ 氏の smart-IT の前編が公開されています。

1ヶ月たった5分の作業で、安定的に10万円を
目指すFXの完全自動システムになります。

勝率78%、平均月利10.7%、投資金2万円からの
完全自動システムとアピールしています。

「smart-IT」の問題点をお伝えします。


【目次】
① 「smart-IT」の特徴について
② 勝率78%の問題点について
③ 平均月利10.7%の問題点について
④ 安定的に10万円を目指すの問題点について
⑤ 完全自動売買システムの問題点について
⑥ ドローダウン率とは
⑦ 実績の問題点について
⑧ 投資カレッジ4,000人について
⑨ 参加条件について
⑩ 参加する前に確認すべきこと


① 「smart-IT」の特徴について

「smart-IT」は、FXの完全自動売買システムに
なります。

1ヶ月たった5分の作業で安定的に10万円を目指す
システムと言っています。

smart-ITの稼働成績は、以下のようになっています。

勝率78%、月利平均10.7%
ドローダウン率平均10%以下
2018年は年利128.3%
2019年は年利95.8%
2020年は年利124.8%

稼働してから、3年連続して全てがプラス。

投資金は、2万円から稼働可能。

ナンピンは、平均で1.4回で極限までリスク減
を実現。

システムを起動させたらON、OFFの必要は無く、
そのままでOK。

設定してしまえば、すべてのエントリーに必要
な作業を完全自動化。

5分の作業は、基本的に出金の時だけで、それ以外
に特に操作する必要はありませんとアピールして
います。

また動画を見てくれてコメントをして下さった方に
限定特典として、以下の商品をプレゼント。

上位のローソク足を重ねて表示させ、小さな流れと
大きな流れを同時に見ることで、相場観を養うこと
ができるインジケーターのマクロキャンドルを提供
します。


② 勝率78%の問題点について

(1)高い勝率と利益を得られることは別問題

高い勝率でも必ず利益を得られるわけでは、
ありません。

なぜなら勝ったときの金額よりも負けたときの
金額が大きければ、勝率が高くても赤字になる
からです。

例えば、勝率80%のシステムだとします。

そこで10回のトレードを行った場合に、
下記のような事例が生じることもあります。

1回目  勝ち  +1,000円
2回目  勝ち  +1,000円
3回目  勝ち  +1,000円
4回目  負け  15,000円
5回目  勝ち  +1,000円
6回目  勝ち  +1,000円
7回目  勝ち  +1,000円
8回目  負け       -1,000円
9回目  勝ち  +1,000円
10回目  勝ち   +1,000円

勝ち金額は、8,000円
負け金額は、16,000円

10回のトレードで8回勝ちましたので、
勝率は、80%となりました。

しかし利益金額は、-8,000円です。

FX投資では、高い勝率をアピールする
プロジェクトは、数多く存在しています。

高い勝率をアピールしても一度の損失額が
大きければ赤字になる可能性があるのです。

よって、勝率の高さに依存することではなく、
参加した人たちの毎月の利益金額を確認する
ことが重要となります。

(2)今後も高い勝率となるわけではない

今後も必ず高い勝率になると明言している訳
では、ありません。

これまでの実績で高い勝率の実績があったと
サイトには、書いています。

その場合は、初心者の参加者の何人が、
どのくらいの期間で、高い勝率でいくらの
利益を得たのかを確認することが重要です。

これから参加する初心者の全員が必ず高い
勝率で利益を得られる訳では、ありません。

(3)「勝ち」の定義を確認する

1日単位での勝ち負けの場合は、1日の途中で
大損・大負けしていることも含まれます。

トータルで黒字になっていて1日で勝っている
ということも含まれます。

1週間単位・1ヶ月単位で勝ち負けを決めている
場合でも同様になります。

(4)トレード単位での高い勝率のカラクリ

トレード単位での勝ち負けの場合、勝っている
ものだけを決済して、負けているものは決済
しなければ、高い勝率を作る事ができます。

その場合は、勝つことはできるが、決済して
いないトレードで含み損が出ています。

そのため未決済のものを含めた、全てのトレード
の内容を確認して初めて善し悪しが決まります。

全てのトレード内容を確認することが重要になります。

(5)手法の内容次第で善し悪しが決まる。

勝つまでのお金の流れや投資内容次第でノウハウや
ツールの善し悪しが決まります。

ナンピン手法を用いた投資で勝ちとしている場合、
ハイリスク・ハイリターンの手法にて勝っていること
になります。

その場合では、今後の投資で大損する可能性が、
高くなります。


③ 平均月利10.7%の問題点について

平均月利10.7%の利益ということは、

利益が多い月もあれば、
利益が少ない月や赤字の月も含まれます。

また、平均ということは、必ずしも参加者
全員が月利10.7%の利益を得られるわけでは
ありません。

(1)利益金額を確認することが重要

月利が高くても、投資金額が少なければ、
利益は少額になります。

投資金100万円の場合の10%では、10万円、
投資金10,000円の場合の10%では、1千円

と利益金額の魅力・価値が違ってきます。

(2)手法の内容次第で善し悪しが決まる

利益を得るまでのお金の流れ(投資の内容)次第で
ノウハウやツールの善し悪しが決まります。

マーチンゲール手法やナンピン手法やハイレバレッジ
などを用いた投資の場合、ハイリスク・ハイリターン
の手法にて利益を得たことになります。

その場合、今後の投資で大損する可能性が高くなります。

(3)今後も必ず高い月利を得られるわけではない

これまでの実績で高い月利があったと書かれていますが、
その場合は、初心者の参加者の何人が、どの位の期間で、
高い利率でいくらの利益を得たのかを確認することが重要
になります。

これから参加する初心者全員が必ず高い月利を得られる
わけでは、ありません。


④ 安定的に10万円を目指すの問題点について

「安定的に10万円を目指す」と「利益」は、別問題
になります。

サイトでは、「安定的に10万円を目指す」と言っています。

ネットビジネスの分野において、「目指す」とか
「月収」や「稼ぐ」という言葉は、
必ずしも「利益」
という意味で使われてはいません。


例えば、
あるトレードで10万円勝って、
あるトレードで30万円負けた場合、
10万円は勝ちましたが、20万円の赤字になっています。

しかし、このような場合でも、
「安定的に10万円の目指す」という表現が出来ます。

そのためネットビジネスの分野では、「目指す」
や「稼いだ」とか「月収」の金額を見るのではなく、

いくらの「利益」が出せているのかの確認が重要に
なります。



④ 完全自動売買システムの問題点について

自動売買システムは、誰が使用しても同じ結果になると
思われがちですが、投資結果に個人差が生じること
があります。

(1)システムを稼働させるタイミングで個人差が出る

システム稼働のタイミングは、参加した人が
全員必ず同じでは、ありません。

例えば、月ごとの運用損益をあげて説明します。

1月  -5万円  Aさんシステム稼働開始
2月  -5万円
3月   +5万円  Bさんシステム稼働開始
4月   +5万円  
5月  -10万円
6月  +5万円

Aさんは、合計で-5万円の損金。
Bさんは、合計で+5万円の利益。

完全自動売買システムは、稼働させる
タイミングで利益金額に個人差が出ます。

そのため参加した人の利益金額を確認する
ことが重要になります。

(2)投資金の量で個人差が出る

投資金は、10万円でやる人もいれば、
100万円でやる人もいます。

同じシステムを使っていても、投資金の
違いで結果に個人差が出ることになります。

運用開始のタイミングが異なっても、
投資金が少ない場合であっても、
毎月継続的に利益が得られているかで、
そのシステムの善し悪しが決まります。

よって、トレードを行った際の毎月の
利益金額を確認することが重要です。

(3)システムのカスタマイズの内容で個人差が出る

自動売買システムでも、個人によって設定を
カスタマイズ出来るものがあります。

その設定内容によって、トレードの実績にも
個人差が出てくることがあります。

例えば、パラメーターの数値を変えることで、
利益を重視したリスクの高いトレード、
安全面を重視した低リスクのトレードなどで
独自のトレード方針に合わせてカスタマイズする
ことも可能です。

よって自動売買システムでも、利益金額や勝率などは、
稼働開始のタイミングやカスタマイズの内容で個人差が
出てくることがあります。



⑤ ドローダウン率とは

ドローダウン率とは、一時的に最大資産から落ち込んだ場合
の下落率を表わします。

簡単に言うと、口座に入っている資産からどのくらいの損失
が出たかということになります。

例えば、資産がその時点で100万円あり、ドローダウン率が
10%の場合は、一時的に資産が90万円まで落ち込んだという
ことになります。

ドローダウンの中でも一番重要なのは、最大ドローダウンです。

最大ドローダウンは、ドローダウンの中でも一番大きい下落率
のものになります。

最大ドローダウンは、10%以下が理想的と言われています。最大
ドローダウンが高くなるとシステム的にもリスクが高くなります
ので、リスク管理は余裕を持って行うのが良いとされています。


⑥ 実績の問題点について

参加者の実績は、1件もありません。

主催者の毎月の利益金額を得るまでの
お金の動きが詳細に書かれているのは、
1件もありません。

書かれているのは、主催者の1年9ヶ月分
の利益金額が書かれているだけになります。

大切なのは、毎月の参加した初心者の
トレード
結果の利益金額やお金の流れ
を確認し
ていくことが重要になります。


⑦ 投資カレッジ4,000人について

はたけ氏の投資カレッジでは、4,000人以上の参加者
があると書かれていますが、本案件では参加者の実績
が1件もないプロジェクトと言うことになります。


⑧ 参加条件について

現段階では、まだ公開されていません。

今後、情報が更新されましたらお知らせします。


⑨ 参加する前に確認すべきこと

(1)参加者の毎月の利益金額は、いくらか

「smart-IT」に参加した初心者が、毎月いくらの
利益金額を得ているのかを確認する
ことが重要です。

(2)利益金額を得るまでのお金の動き

毎月の利益金額を得るまでに、どのようなお金の
増減があったかを確認することが
重要です。

毎月の利益金額と毎月の利益金額を得るまでのお金の
動きの確認が重要です。

(3)何人の参加者がいて、そのうち何人が毎月の
利益金額を得ているか


「smart-IT」参加した人が何人いて、そのうち何人の
初心者の人が毎月利益を得られているのかを確認する
ことが重要です。


何人の参加者がいて、そのうち何人の初心者が毎月
いくらの利益金額を得ているかで
そのプロジェクトの
善し悪しがわかります。


多くの参加者がいて、毎月利益を得ている参加者が
多ければ、そのプロジェクトは良いと言えます。


結論として、参加した初心者の毎月の利益金額を確認
したうえで、参加費と照し合せて、このプロジェクトに
参加する価値があるかどうかを判断することが重要です